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和古

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2007年 08月 22日

陰陽農法~マクロビオティック~

2007/0822
忘れないうちに書いておかねば。
本日は月に一回の青果パワーズ日。
何故だかパートの身で本社での青果会議に参加させられているのであるが、
有難い話も聞けるのでうっすら楽しみっちゃ、楽しみ。

そして今日は山梨県甲府で有機農業をされている内藤さんのお話がありました。
トマト、ナス、キュウリ、
米、小麦、ブドウ
他にもたくさんの野菜を全て有機JAS法で認められている
最低限の農薬すら使用しない有機農業を続けているのです。

有機農業に目覚めたきっかけは、娘さんがアトピーを発症してからでした。
しかし始めはノウハウも分からず失敗の日々が続いたのだそうです。

そんな時出会ったのが、
桜澤如一氏(マクロビオテッィクの創始者)の「マクロビオティック」という本。
この本で食物には全て「陰」と「陽」があり、そのバランスをうまく保つ事によって人は健康になれる事を知り、その考えを食物を栽培する段階から取り入れようと内藤さんは考えるようになったのです。

陰性の野菜には陽性の動物性肥料を与える。
陽性である虫がつくのはその野菜が陰性に傾きすぎてるから。
というふうに、試行錯誤を繰り返しながらもバランスのとれた畑が出来上がってきたました。

これが長い年月をかけて辿り着いた独自の「陰陽農法」です。
陰と陽 バランスを保てば必然的に農薬、化学肥料に頼らずとも美味しい野菜が作れるようになったそうです。
現に内藤さんの野菜、果物は激ウマ。

農業はもともと農薬や化学肥料などない、自然に謙虚な有機農業でした。
そして今、自然に逆らった農業は人間に仕返しをしているのです。
(農薬、化学肥料を使った作物によって人体に何らかの影響があることは確実な事でしょう。
異常気象、地球温暖化全て大事な自然を軽視しているから)

食は全ての源。
先人の知恵、教えを大事にして、自然の恵みに感謝しなければとますます思えた時間でした。

追伸:三~五分つき米、糠漬け、海藻生活が基本。
    白米=粕(かす)らしい。

by meiko0701 | 2007-08-22 20:46 | 行事


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